井上尚弥の「ウイニング製」グローブにルイス・ネリも変更した理由は?揺さぶりと負けた際の言い訳のため?

井上尚弥とネリの試合前の横並びで撮影した画像
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2014年5月6日に4団体統一した井上尚弥選手と、挑戦者のルイス・ネリの世界スーパーバンダ級のタイトルマッチが行われますが、前日の体重計測で、ネリ選手の挑発が話題となりました。

ネリ選手は自身が使い慣れているグローブから、日本製のグローブに変更することを前日の計測時の井上尚弥さんのグローブを見て変更を申し出しました。

井上選手やファンから見た際、「やや挑発を受けている」印象があるかもしれません。

今回、WEBライターの経験から、

・ネリ選手のグローブを変更した真意

・井上選手の使用しているグローブは何?

について、調査します。

どうぞ、お楽しみください。

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目次

世界スーパーバンタム級タイトルマッチの前日の出来事

5月6日に東京ドームで行われる、4団体統一王者の井上尚弥と挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)の世界スーパーバンタム級タイトルマッチが話題となっています。

前日の計量は共にクリアしましたが、その計測した会場では互いに「バチバチ」の雰囲気となり、実際に20秒間も互いを至近距離で睨み合いが始まるなど、選手同士も熱く、歴史的な試合として注目となっています。

しかし、そんな注目の大一番ですが、ネリ選手が急遽、井上尚弥選手が使用するグローブと同じものに変更すると言い出したため、話題となっています。

井上選手が今回使用するグローブは、日本製の「ウイニング社製」のグローブになります。

ネリ選手は「悪童」として有名ですが、これも井上選手のメンタルを揺さぶる挑発の一種なのかもしれません。

ネリ選手は以下のようなコメントを残しています。

グラブは当初、自身が持ってきた、メキシコ国旗のカラーをあしらったグラント製だったが、グラブ・チェックの際に、井上尚が使用する日本のウィニング製が気に入ったという。関係者によると、持参したグラブは「大きくて重たい」そうで、井上のグラブは見た目が小さいと感じたという。試合を管轄するJBCは急きょ、同様のグラブを用意。ネリはさらに色も黒を希望したが、これについてはJBCから保管してあった青を提供されることで納得したようだ。

スポーツ報知

どうもグローブが小さいという理由から、自身が使用して馴染のある「グランド社製」のグローブをいとも簡単に辞め、相手選手のグローブに変更するという荒業をしてきました。

これにはどのような意図があるのか、調べてみると、過去に井上選手はグローブに不正がされているのではないか?と疑われた過去がありました。

グローブに不正?

過去に井上尚弥選手は2014年のオマール・ナルバエスWBO世界スーパーフライ級王座獲得戦の時に、あまりの強さ「グローブに何か仕組まれているのではないか」と不正が疑われた事がありました。

ネストルも兄が何度もひざまずく姿に驚き、井上陣営に歩み寄った。二〇〇九年一月、WBA世界ウエルター級スーパー王者のアントニオ・マルガリートがシェーン・モズリー戦でバンデージの中に石膏のようなパッドを不正使用していた疑惑が頭に浮かぶ。井上にグローブとバンデージのチェックを要求した。リング中央に集まり、井上がグローブを外した。拳に巻かれていたのは白い布だけだった。

https://gendai.media/articles/-/117581?page=2

井上選手は、あまりの強さのため不正を疑われて、その場でグローブ内を開放すると、白い布があっただけということで、真の実力者を証明し、世界王者となっています。

かっこいいですよね。

今回ネリ選手は「悪童」として、過去に沢山の悪行をするなど有名な選手ですが、もしかすると2014年のこの時の話題なども調べて、揺さぶりをしてきているのかもしれませんね。

しかし、もしそのような情報まで調べるなど時間がある場合、練習などをしていないか、非常に気になってしまいますね。

SNSでも駆け引きをしているのではないかと、噂になっています。

また、注目の一戦だけに、ボクシングに詳しくない人にとっては、グローブ問題がどのような問題になるのか、疑問に思うようです。

今回の試合で使用するとなった、ウイニング製のグローブや、過去の井上尚弥選手の使用したグローブについて調査しました。

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井上尚弥のグローブは何?

デビューから2021年までは「ウイニング社製」を使用

井上選手は、2012年のプロデビュー戦から日本製の「ウイニング社製」のグローブを使用していました。

日本製という安心感がありますよね。

ウイニング社のグローブの特徴は以下のようです。

皮革の品質にムラがなく縫製が丁寧で丈夫ナックル(拳の正面)に近い部分が厚く、拳を傷めにくいとされる。

サンスポ

やはり日本人ですから、日本製が合っているのかもしれませんね。

井上選手は強いパンチ力ですから、自分のパンチで拳を痛めてしまうかもしれませんので、怪我しにくいグローブが良いですよね。

しかし、怪我のしにくい「ウイニング製」のグローブを使用していましたが、その後、ある試合から米国の「グランド社製」のグローブを使用したことがありました。

2021年から「グランド社製」グローブを使用

調べてみると、ウイニング製から、米国のグランド社製のグローブを使っていた時期がありました。

2021年のIBF1位のマイケル・ダスマリナスとの試合では、初めてグラント社のグローブを使用し、見事、3回2分45秒KO勝ちを収めています。

その後、東京・両国国技館で開催されたIBF同級5位アラン・ディパエンとの防衛戦でもグランド社製の特注グローブを使用し、勝利を収めています。

グランド社は、世界5階級制覇の実績があるフロイド・メイウェザー(米国)らトップ選手とだけ取引し、要望を聞いてフルオーダーで製作するタイプのようで、基本的には一般に販売していないというグローブのようです。

特徴は、「ナックル部分の厚さが「ウイニング」と「レイジェス」の中間ぐらいのイメージ」のようです。

ちょっと専門的で一般人には効果がよくわかりませんが、怪我のしにくさが中間ということでしょうか。

コメントを調べてみると、セコンドからは実際の試合では、KOが量産できるのではないか?と攻撃力に定評がありました。

「拳を入れたときにしっかりと握っている形になり、拳を痛めにくいように手の甲がタイトに作られている。他のメーカーがどこも追随できないものを作ってくる。KOを量産できる

サンスポ

グランド社のものも、ウイニング製に負けずおとらず、かなり良さそうですね!

世界で戦うには、長期戦にするよりも短期間でノックダウンして終わらすなど、戦略も必要なのかもしれませんね。

そのグランド社製のグローブの価格は、通常のグローブの相場は2万円程度とのことですが、「グランドのフルオーダーは15-20万円程度かかる」ようです。

かなり高価なグローブなのですね。

それだけ効果があるということですよね。

今回、ネリは「小さい」からという理由で、ウイニング製のグローブを使用するとのことですが、もしかしたら事前に負けた際の言い訳を準備している、可能性もあるかもしれませんね。

「ウイニング社製」のグローブ、井上尚弥モデルも販売

今回のの世界スーパーバンタム級タイトルマッチで使用するグローブですが、井上選手はウイニング社製の「白と黒の8オンス」、ネリ選手もウイニング社製のグローブで色は「青の8オンス」を使用するようです。

白と黒

値段は、定価で「29,700円」のようですね。

ネリ選手も黒を志望したそうですが、被ってしまうので、却下されたそうです。

確かに、色まで揃ってしまったら、パンチが見えにくく、試合が面白くないですよね、、、。

ウイニング社製の「井上尚弥モデル」

こちらは井上尚弥モデルが、ウイニング社から販売され、人気となっているようです。

定価は45000円と高いですが、井上選手のモデルとなると、購入したくなってしまいますよね。

明日の試合で井上選手が勝利したら、「ウイニング製」のグローブは生産が追いつかないぐらい販売されるのではないでしょうか。

明日の世界スーパーバンタム級タイトルマッチが楽しみですね!

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補足:体つきが似てきた

今回の計量で井上尚弥選手の体つきが、フィリピンの英雄であるパッキャオ氏の肉体にそっくりと話題になっています。

こうしてみると、筋肉のつき方などがそっくりですね。

ということは、ボクシングに最適化された肉体に仕上がっているということで、明日の試合は期待できますね。

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まとめ

5月6日に東京ドームで行われる、4団体統一王者の井上尚弥と挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)の世界スーパーバンタム級タイトルマッチにて、グローブについて着目し、まとめてみました。

今回、5月5日の前日計量で、ネリ選手が自身のグローブである「グランド社」から井上尚弥選手のグローブと同じく「ウイニング製」に切り替えると話題になりました。

その真意は、精神的に揺さぶりをかけ、心理戦を初めているものと推察されました。

また、試合に負けた際の言い訳にもなるように準備をしているのではないかと予想できます。

明日の試合では、同じウイニング製のグローブを使用することになりますので、ある意味公平な試合ではないでしょうか。

明日の井上尚弥選手の試合に注目ですね。

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