パリ五輪の女子ボクシングで金メダルを獲得した「イマネ・ケリフ」選手が性別騒動の被害を訴えを起こし、話題となています。
この告訴には有名人が含まれていると話題です。
本記事ではこの告訴に関する内容をお届けいたします。
- 「イマネ・ケリフ」の性別騒動の概要
- 訴訟相手の有名人は誰?
- 嫌がらせの内容は?
それでは、本記事をお楽しみください。
パリ五輪・性別騒動の中、金メダルの「イマネ・ケリフ」が訴訟を起こす
パリ五輪ボクシング女子競技に出場した「イマネ・ケリフ」選手は、性別騒動として話題となりました。
SNSなどで様々な物議が巻き起こり、ヘリフ選手は世間の批判を受けながら、「金メダル」を獲得されました。
実は、イマネ・ケリフ選手は、昨年の世界選手権では、主催するIBAの検査結果では、「男性」であるとのこと、「失格」となり、イマネ・ケリフ選手は「女性ではなく、男性?」という印象を持たれてしまいました。
イマネ・ケリフ選手のIBAでの性別判定に関する記事はこちら。
しかし、パリ五輪を運営するIOCは、IBAとは異なる連盟であるため、オリンピック出場には影響なく、無事にオリンピックに出場することができ、見事「金メダル」を獲得しました。
イマネ・ケリフ選手は、「先天性の性分化疾患」を患っており、通常の性別判定では判定が困難であることも知られております。
そんな話題の金メダリストの「イマネ・ケリフ選手」は、帰国後、大会中に受けた嫌がらせに関して訴訟を起こし、話題となっています。
その中には世界的な有名人も含まれているそうですので、本記事では調べてみました。
訴訟相手の有名人は誰?嫌がらせの内容は?
「イマネ・ケリフ選手」の訴訟は誰に対して訴訟を起こしたのでしょうか?
訴訟の状況は?
イマネ・ケリフ選手は、8月9日にパリ検察庁の「オンラインヘイトスピーチ対策部署」に告訴状を提出したそうです。
帰国後かと思いましたが、実はフランスのパリで告訴状を提出したのですね。
弁護士によると、「女性蔑視、人種差別、性差別的な運動を受けた」とされています。
つまり、知名度のある有名人が差別的な発言をした、ということも含まれるのでしょうか。
実際に、捜査が開始されるかどうかは、検察側の判断になるとのことで、まだ微妙な状況です。
フランスの国内法では、告訴状に容疑者の名前は挙げられておらず、責任を負う人物が誰になるかは捜査官に委ねられるとのことです。
この告訴内容を吟味する必要があるということですね、性別騒動は、IOCやIBAも関わっている問題であるため、一筋縄ではいかなそうな問題ですね。。。
現時点で名前の挙がっている有名人というのは、反オンライン・ヘイトセンターに掲載された刑事告訴状に名前が挙がっている状況のようです。
そして、8月10日にパリ検察庁に刑事告発したとのことです。
以下の点を明らかにしたいと弁護士は声明を出しています。
- この差別騒動のきっかけになった人物の特定
- デジタル拡散した人物の特定
「チャンピオンが受けた不道徳な嫌がらせは、オリンピック最大の汚点であり続ける」と弁護士はコメントしており、そもそもIBAで失格を受け出場できないものを、IOCは寬容なため出場ができたことを忘れてしまっている発言とも取れ、話が大きくなり、炎上しそうな予感がしますね。
訴訟相手の有名人は誰?
訴訟相手の有名人として名前が上がったのが、アメリカの実業家「イーロン・マスク」氏とイギリスの作家「J・K・ローリング」の2名の名前が挙がっています。
イマネ・ケリフの関連記事をX上で調べていると、やはり、「イーロン・マスク」と、「J.K.ローリング」の名前が挙がっています。
では、なぜこの2人の有名人が告訴を受けることになったのでしょうか。
さらには、米国の「ドナルド・トランプ氏」も告訴メンバに入っているのではないかと噂されています。
なぜ訴訟に?
調べてみると、イーロン・マスクもJ.K.ローリングさんも、イマネ・ケリフ選手の五輪出場を否定的なコメントをXを上でしていたことがわかりました。
こちらはJ.K.ローリング氏の発言です。
翻訳した文は以下。
私たちの新しい男性の権利運動をこれ以上によく表している写真があるだろうか?女性を差別するスポーツ界に守られていることを知りながら、頭を殴りつけたばかりの女性の苦悩を楽しんでいる男性の薄笑い、そしてその女性の人生の大志を打ち砕いた写真だ。
イマネ・ケリフ選手を男性とみなした上、スポーツが本来性別で種目が分かれている理由から性別の重要性や、笑みを浮かべているケリフ選手を批判するようなコメントをしています。
イーロン・マスク氏のXをを探してみると、「男性が女性の競技に出場することを許さない」とした投稿が見られました。
この世界的な有名人2人が、イマネ・ケリフ選手を「男性」と認め、その上で、ボクシングの女性競技種目に出場したことを、否定的にしているため、多くの人が賛同してしまったことが、告訴されていることに関係しているかもしれません。
また、ドナルド・トランプ氏も「私は男性を女性のスポーツから締め出す」と投稿しています。
トランプ氏は、フランス当局のリストからは名前が挙がっていませんが、フランスの検察側として捜査されることは避けられない、とも言われています。
弁護士の掲げた「この差別騒動のきっかけになった人物の特定」とは、「イーロン・マスク」と「J.K.ローリング」として、既に一部が特定されて始めています。
今後、SNS上でこのような発言を見つけ、有名人は2人以外にも増えていくかもしれませんね。
しかし、イマネ・ケリフ氏の弁護士は、この訴状は、SNSのXに対して起こされたもので、フランスの法律に当てはめてみると、「誰を相手に」告訴しているか「不明」とも発言しており、迷走している部分もあります。
もしイーロン・マスク氏を訴えた場合には、XのCEOでもありますので、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。
サイバーハラスメント事件は深刻な問題と受け止められているため、「懲役刑」の可能性もあるとのことです。
この性別騒動は、人類の抱える大きな問題であるため、なんとも言いづらい難しい内容ですね。
まとめ
パリ五輪で女子ボクシングで金メダルを獲得した「イマネ・ケリフ選手」が告訴した件について、内容をお届けいたしました。
有名人は、イーロン・マスク氏とJ.K.ローリング氏でした。
今後、有名人は増えるかもしれませんので、今後も動きに注目ですね。
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