日本卓球界の「レジェンド」である「水谷隼」さんの引退後の活躍が、話題となってります。
日本初の金メダル獲得など卓球を「メジャースポーツ」にまで押し上げた水谷隼さん。
そんな水谷隼さんの卓球スポーツ選手時代の「年収」と「引退後の活躍」が気になりますね。
本記事では水谷隼さんの選手時代のお金事情と、現在の活動についてまとめてみました。
水谷隼の現役時代の年収がすごかった!
2010年頃の年収「ナショナルチーム中堅」
10年前、僕は全日本で優勝して、ある程度活躍してたんですけど、そのときの給料は、今で言えば、ナショナルチームの中堅くらいの選手と同じくらいですから」。
引用:Rallys
2020年インタビュー中のコメントから推察すると、2010年頃の水谷選手の年収は、ナショナルチームの中堅ぐらいの給与ということですので、「1億」には到達はしていなそうですね。
ナショナルチームの中堅の年収ということは、「数千万円」とかでしょうか。
2010年というと、現在から10年前ということで、水谷さんは24歳ぐらいですから、この年齢で億超えですから、夢がありますよね。
その当時の日本ではそこまで稼げている卓球選手はいなかったのではないでしょうか、さすが福原愛さん以降の大物レジェンドですね。
2016年の年収「1億円」近い
ナショナルチームの中堅程度であった年収も、2016年時には「1億円近く」にまで登っていたそうです。
これは卓球選手としての契約金などの金額ということで、卓球に専念していれ1億をもらっていたということと思われます。
この当時は、オリンピックでメダル獲得に専念されていた水谷さんですが、オリンピックの結果がどうだったのか、振り返ってみましょう。
2016年のリオオリンピックでは、水谷さん率いる日本卓球男子代表は、「銀メダル」を獲得しております。
その時のエース選手である水谷選手は、団体決勝選では、中国選手の許昕選手に3-2で見事勝利するほど大活躍しました。
その当時の許昕選手は、飛ぶ鳥を落とす勢いで、サウスポーでダブルス職人として手のつけられない最強選手の一人でした。
しかし、水谷さんはこのオリンピックという舞台で、見事許昕選手に勝利を収め、歴史的な結果を残されています。
また、男子個人では日本人初の「銅」メダルを獲得し、脚光を集めました。
このような大活躍をされたことにより、2010年に比べて年収も大きく上がり、1億円近くまで卓球選手として価値が上がったのではないでしょうか。
日本の卓球選手の価値底上げをした活躍として、「レジェンド」という名にふさわしい活躍ではないでしょうか。
筆者も卓球を幼少期からやっておりますが、水谷選手のこの快挙により、日本卓球界の人口は大きく増え、メジャースポーツになった一戦だったと感じます。
趣味が卓球と言うと、恥ずかしかったのですが、今では堂々と言える様になりました。
2017年以降の年収は1億円以上
水谷選手は、「打倒中国」とのことで、引き続き、卓球武者修行のために海外の卓球プロリーグに参戦をして成長してきました。
リオオリンピックでのメダル獲得などの活躍を見せ、世界トップの選手として地位も名声もある中、2017年時の年収はどの程度にアップしたのでしょうか。
気になりますよね。
ロシアリーグでのUMMCでは全勝優勝、オレンブルグではヨーロッパチャンピオンズリーグで優勝という輝かしい実績を残した。「(2017年の)オレンブルクの頃からかなぁ。実は年俸は1億円を超えました」と打ち明ける。
実は水谷が卓球で飯を食っていくと決めた時から、目標に定めていたのが「億超え」だった。「ロシアとかで他の人の年俸聞くと1億超えてる選手がいるんですよ。たぶん海外だったらボルとかオフチャロフとかサムソノフとか。中国にもたぶん1億超えの選手はたくさんいる。日本でも最近の若手は増えてきているんじゃないでしょうか」
水谷が示唆するのは「卓球選手年収1億円時代」の到来だ。
水谷自身、過去のTV番組で、貯金が1億あると発言し話題になったが、「実はそれも少なめに言ったほうなんですよ」とこっそりと明かしてくれた。「一度、億を超えて以降はコンスタントに維持しています」というから驚きだ。
引用:Rallys
ロシアのリーグに参戦した水谷選手は、2017年には「年収1億円を超え、毎年コンスタントに1億円以上を稼いできた」ようです。
また、公に発言し話題となった、貯金額1億円は、実は少なく発言したもののようで、実際はもっとたくさんあるようです。
もしかしたら卓球に専念し、お金を使わずに毎年1億ずつ、貯金や投資で運用を行っていたら、資産は10億を優に超えているかもしれませんね。
水谷氏は2016年にロシア・プレミアリーグのUMMCからオレンブルクへと移籍。「天然ガスのチームでめちゃくちゃお金があったんで。(1年目から)リーグ優勝にめちゃくちゃ貢献したので、その翌年にわがまま言ってですね」と前置きした上で「飛行機はビジネスクラスになったりとか、『給料1000万円上げてくれ』って言ったらすぐOKって言ってくれて。その年は年収1億超えたんですよね」と明かした。
引用:デイリースポーツ
水谷選手は2016年にロシアのプレミアリーグに移籍し、優勝に貢献されたことで、翌年から「年収1000万円以上の増額の交渉」に成功し、年収としては少なくとも「1億2000万円以上」もアップしたことが推測されますね。
ここまで交渉できるのはリーグ優勝に貢献しチームにとって重要な人物として信頼を獲得されていたのですね。
東京オリンピックメダル獲得のボーナス
水谷選手は2020年の東京オリンピックでは、伊藤美誠選手との混合ダブルスで見事「金メダル」を獲得されていました。
メダル獲得直後の伊藤美誠選手とのハグの拒否は、テレビなどでも話題になりましたよね。
ついつい、テンションがあがるあまりにハグしてしまったようですね。
さて、金メダルをついに獲得したこの時の報酬は、どの程度だったのでしょうか。
まさか、「8000万円?」
東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏が3日、ABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。金メダル獲得のマネー事情をぶっちゃけた。
報奨金の話題で、水谷氏は「今でいうと、卓球が一番いいんですよ、多分、オリンピックの種目の中で」と切り出し、「優勝したら1000万ぐらい(もらえる)、(日本卓球)協会から」と説明した。
東京五輪では水谷らの混合ダブルスが金メダル、伊藤美誠が女子シングルス銅、男子団体が銅、女子団体が銀と4種目でメダルを獲得。日本卓球協会の公式サイトでは、金銀銅すべてのメダルを獲得した伊藤が1000万円、混合ダブルスで金、男子団体で銅メダルを獲得した水谷は600万円、女子団体の石川と平野は200万円、男子団体の張本と丹羽は100万円を報奨金として獲得したことが記されている。
水谷は「協会が潤っているかどうかによって違うんですよ。卓球って、すごい、協会がお金持ってるんで。海外の遠征費とかも全部お金出してくれるし」とにんまり。卓球協会がお金持ちな理由について、「登録料ありますし。あと試合に出場するのに『段』を買わないといけないんです。全日本選手権に出るために必ず段は持っていなきゃいけないんで」などと説明した。
さらに「オリンピックで優勝して、8000万ぐらい、ボーナスきましたよ、全部で」と自身が獲得したボーナスを得意げに語ると、元バドミントン日本代表でタレントの潮田玲子は「マジで?!」と驚きで声を裏返らせ、「すごい!これは」と手を叩いて称賛していた。
引用:デイリースポーツ
水谷選手は「金メダル」と「銅メダル」を獲得し、協会からボーナスとして、なんと「8000万円」も頂いたそうですね。
オリンピック卓球競技では「日本勢初の金メダル獲得」になりますし、日本卓球協会はスポーツ協会の中でも一番儲かっている競技ということで、その中でも大活躍されている水谷選手の年収が高いことは頷けますよね。
引退後の仕事は?
卓球選手を引退した水谷隼さんですが、選手時代は1億円を超える年収を稼がれておりましたが、引退後はどのようにお金を稼いでいるのでしょうか。
バタフライ社(最大手卓球用品メーカー)の契約選手
水谷選手は卓球用品メーカーである「バタフライ社との契約選手」として登録をされています。
現役を引退する前からバタフライ製品を愛用していた水谷選手は、バタフライと共にメダルを獲得し、日本の卓球人口の増加などに貢献をされております。
講習会の開催
バラフライが主催する全国各地の講習会などにも出席されるなど、日本の卓球競技の普及にも貢献されています。
こちらも一回の講演会で、数十-数百万円と稼ぐことができるのではないでしょうか。
水谷選手となれば、全国各地にある卓球協会からのオファーは途絶えることはないでしょうし、その単価は他の選手とは比較にならない金額になるのではないでしょうか。
筆者も卓球経験者として、水谷さんの指導と受けてみたり、水谷さんのサーブや攻撃を受けて、オリンピック選手のボールに触れてみたいですね。
卓球道具のプロディース
ご自身の名前の入った「水谷隼メジャー」という「入門者ラケット」の開発にも着手されております。
現役時代には、「水谷隼ZLC」や「水谷隼Super ZLCラケット」など販売し、上級者用のラケットのプロデュースを手掛けておりましたが、初心者向けのラケットを開発するなど、日本の卓球会の裾野に目を向けても活動をされているのですね。
筆者も水谷ZLCを使っていましたが、とても柔らかい打感で、細かいプレーやダイナミックのプレーなどもしやすく、卓球界では皆使うほど、人気のラケットでした。
Super ZLCも使いましたが、こちらは飛びすぎて、上級者用ですよね、水谷選手もオリンピックの時に中国選手と戦うように、はずみの良いラケットとして攻撃力高いラケットとして使っていましたね。
調べてみると、近年Tリーグというプロリーグができ、プロ選手が活躍するなど年俸に関することが話題になっております。
また、4月1日のウエア発表会で「男子金メダルへの1億円の報奨金」をサプライズで公表するなど、従来の卓球メーカーにない動きを見せている。
引用:卓球王国HP
バタフライの競合企業である「ヤマト卓球」では、吉村和弘、松平賢二選手との契約を1億円の報奨金で用具などをヤマト卓球製の道具に変えるなどの契約を手掛け、もしかするとレジェンドである水谷選手の場合は、最大手のバタフライとの契約金は1億円以上、それ以上の金額に上るのではないでしょうか。
容易に想像ができますね。
スポーツアンバササダー
水谷選手は「木下グループ」に所属し、日本の卓球プロリーグであるTリーグに参加していました。
水谷選手は2022年に引退し、今後について以下のようなコメントとしております。
引退については「本当にお疲れさま!」とあたたかい声をかけていただいて、この先僕自身がどんな活動をしていきたいと思っているのかという部分を聞いてくださいました。現役は引退しますが、卓球イベントや卓球教室は今後も継続してやっていこうと決めていたことをお伝えして。
引退したとしても、元アスリートとして現役の選手に伝えられることはたくさんあると思っているということもお話ししていくうちに、「スポーツアンバサダーという形で携わるのはどうだろうか」という提案をいただいたので、お受けすることになりました。
引用:木下グループ スポーツアンバサダー 水谷隼インタビュー
木下グループとのインタビュを受けた際、水谷隼さんは引退後は「卓球イベント」や「卓球教室」など卓球に関わる仕事に携わる気持ちを表明していますね。
また、ご自身が卓球を精進されてくる中で海外で卓球をプレーした経験などを現役選手に伝えていきたいとのことで、「スポーツアンバサダー」という形で木下グループからの提案を承諾されたようですね。
現在もホームページに載るようにスポーツアドバイザーとしてチームへの貢献を果たされるなど多忙な中でも活躍をされていますね。
タレント活動
水谷隼さんは引退後、テレビなどのメディアで「コメンテーター」として呼ばれるなど大活躍です。
水谷隼さんは卓球だけでなく、コメントも上手で「武井壮」さんを芸能界の師匠として仰いているのは有名な話ですよね。
以下は水谷隼さんが活躍するテレビ番組です。
長寿番組である「オールスター感謝祭」の企画に卓球が入るなど、水谷隼さんの活躍は卓球界に留まらず、テレビにも及び、その活躍は金メダル以上ですね!
水谷隼さんが日本の卓球界を世界トップにまで押し上げて、日本の人気スポーツにまで育った卓球。
テレビでも卓球が話題になることが多く、水谷隼さんの活躍の場は卓球場だけでなく多岐に渡ります。
水谷隼さんのタレントとしての価値はどの程度にのぼるのでしょうか?
並み居る強豪金メダリストを抑えて、広告業界でも“金”を獲得したのが卓球混合ダブルス初代王者の伊藤美誠(20)&水谷隼(32)。ペアでの出演となれば、その金額はなんと1億円!
引用:女性自身
金メダルを獲得した水谷さんは、卓球選手としてOnly Oneの存在で、過去の福原愛さんの価値よりも上なのかもしれません。
水谷隼さんともなるとそのギャラは一回の広告出演で5000万円ほどにもなるのかもしれません。
水谷隼さんのイメージは今とても日本国内でいいのではないでしょうか。
起用する企業もたくさんありそうですね。
卓球の解説業
当然のことながら全日本選手権や世界選手権などの「卓球の解説者」としても引っ張りだこです。
世界の第一線で活躍をされていた水谷隼さんの解説を聞きながらトップ選手のプレーを見るのは視聴者はとても臨場感があって視聴率も上がりそうですよね。
福原愛サイドもそういった事情を知り尽くしていたのか、ギャラ交渉は強気だったという。
「解説者の出演料は、オリンピック経験者でも1本10万~15万円ほどが相場です。しかし福原さんは昼から夜までと拘束時間が長かったことも加味されて、1日で100万円でした。衣装代も別で、破格の待遇です」
引用:女性自身
元卓球選手であった福原愛選手は解説者では一日100万円のギャラのようですが、水谷隼さんは日本卓球界のレジェンドであるため、100万円を超えるギャラになるのではないでしょうか。
もしかしたら、200万、300万円という金額に相当していてもおかしくないですね。
それだけの日本卓球会の貢献を果たした水谷隼さんの解説は日本中が聞きたいはずです。
筆者も卓球経験者としては、どの選手よりも水谷さんの解説を聞き、一年で一番話題に上がる全日本選手権の決勝を見たいです!
起業家:グッツ販売(カレー、本)
水谷隼さんはカレー、グッツ販売なども手掛けるなど事業を手掛けております。
まさに卓球選手からの「実業家」転身ですね!
この事業は卓球選手だった頃から手掛けており、卓球界では有名な話でした。
サッカー選手の本田圭佑選手に似た視野を持たれているように感じます。
カレー
水谷選手の販売するカレー商品です。
- 水谷隼 ハンバーグハヤシ
- 水谷隼 監修 「水谷隼カレーブラック」
- 水谷隼 監修「水谷隼カレー」
ご自身が広告塔になるなど、話題性のあるパッケージですね。
今この商品はものすごい売れているのではないでしょうか。
カレーと言うと、野球選手のイチローも朝カレーで話題になりましたが、カレーとスポーツ選手は相性が良いのかもしれませんね。
本
水谷選手の関わる本の一覧です。
- 打ち返す力ー最強のメンタルと手に入れろ
- 「水谷隼の大サービス」別冊&DVD
- トレーディングカード
- 「終わりなき戦略」
- 「卓球王 勝者のメンタリティー」
- 「卓球王 ミスタに隼の勝利の法則」
- 水谷は無駄な練習をやらない DVD
卓球選手を育成に役立つ情報を盛り込んだ、水谷隼さんならではの情報商材ですね。
卓球経験者からすると、一目みたい内容がたくさんあるのではないでしょうか。
水谷さんの駆け引きはすごいので、知りたいですよね。
株式投資
水谷隼さんは億のお金を持つお金持ちです。
趣味の一環として、「株式投資」を行っているようです。
デイトレを行うなど、まさに専業の株式トレーダーのような形ですね。
華麗なる卓球選手から今度は、「投資家」への転身です、何をやっても一流なんですね。
一日で250万円の含み損から100万円の含み益なるなど、投資している金額も多額の金額です。
一日で950万円の含み益とは、「勝負師」としても一流です。
若い時から億を稼がれてきた水谷さんですから、数百万円などは気にならない金額なのかもしれませんね。
卓球で稼がれたお金を今後どのように増やし、使われていくのか注目したいですね。
以上のように水谷隼さんは、卓球選手を引退後も卓球界の普及や、人気タレント、実業家として活躍をされております。
卓球界のさらなる普及に貢献のため、余剰金を使う
水谷隼さんはオールスター感謝祭に出演した際、芸能人と卓球勝負をする企画を行っておりますが、出演された芸能人の方にご自身がプロディユースされた「ラケットをプレゼント」されております。
その数なんと100本!
オールスター感謝祭卓球企画
水谷メジャーは約6000円ですが、このラケットに両面ラバーをセットにし、ラケットカバーもつけると、1本あたり2万円程度になるかもしれません。
ということは100本ということは「200万円」にも達するかもしれません。
出演者の方々はラケットをいただき、喜んでいますね。
水谷隼さんとともに、張本美和選手も出演されているようですね。
今世界ランキングもトップ10に入られましたよね。
張本美和さんもお兄さんの掛け声の「チョレイ」でイジられ、番組盛り上げに貢献していますね!
水谷さんと一緒に出演であれば、まだ学生の張本さんも安心ですよね。
まとめ
今回は水谷隼さんの卓球選手時代の活躍と、引退後の活動をまとめてまいりました。
卓球選手として年収1億円を超える収入を得ながら日本卓球界のメジャー化に貢献してきました。
引退後は卓球会の普及活動だけでなく、タレント活動や事業化、投資家など多岐渡り活躍をしています。
今後も日本の卓球界のレジェンドとして活躍をしてもらいたいですね。
コメント