「初老ジャパン」と呼ばれる馬術チームが銅メダルを獲得し、その年齢に注目が集まっています。
平均年齢41.5歳のチームの最年長の大岩義明さんが気になりますよね。
本記事では大岩義明さんの基本情報について内容をお届けいたします。
- 初老ジャパンの銅メダルの秘話
- 世間の反応
- 大岩義明のプロフィール
- 大岩義明の馬術との関わり、軌跡
それでは本記事をお楽しみください。
総合馬術が「銅メダル」獲得!大岩義明・個人は「7位入賞」!
パリ五輪では、「初老ジャパン」と言われる48歳・大岩義明さんが出場する総合馬術(団体)が、銅メダルを獲得し話題です!
また、ほぼ最年長の大岩義明さんは個人でも7位入賞を果たしました!
一般的なスポーツの出場年齢と比較すると、「おじさん」ですよね!
日本の同世代に元気を与える結果でしたね。
「初老ジャパン」が92年ぶりの快挙
大岩義明(48歳)、戸本一真(41歳)、田中利幸(39歳)で平均41.5歳で出場し、「銅メダル」を獲得されました。
日本からは「歴史的快挙」として祝福の声が聞こえてきます。
これは、1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越で西竹一さん(42歳で死去)の金メダルの獲得以来のメダル。
試合結果は、金のイギリスは「91.30」、銀のフランスは「103.60」、銅の日本は「115.80」でした。
総合馬術の種目は、「馬場馬術」、「クロスカントリー」、「障害飛越」の3種目の総合点で争う団体で減点方式。(得点数の少なさで順位の優劣が決まる。)
実は、競技前に大アクシデントがありました。
それは、28日の第2種目クロスカントリーを終えてメダル圏内の3位につけていました。
しかし、最終種目の障害馬術を迎えた後、北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬が馬体検査をクリアできず、20点減点し、日本は5位に下がりました。
北島に代わって出場したリザーブの田中利幸(乗馬クラブクレイン)が出場し、減点はあるものの、全ての障害を飛越。
続く戸本一真(日本中央競馬会)が減点0の快走でメダル圏内の3位に浮上!
3人目の大岩義明(nittoh)が減点を0・40点にとどめ、快挙としました!
経験豊富な「初老ジャパン」だからこそ、大きなアクシデントにも動じず、戦えたのではないでしょうか。
戸本は「諦めなかったら、いいことがあるな。奇跡ですね。奇跡の連続だった。長いことこのチームでやってたので。全てが奇跡だった。感謝しかない」と歓喜に浸った。
田中は「馬も試合モードじゃなかったので不安だったが、今日乗った時はピリっと変わってスーパーな仕事をしてくれた」と愛馬を称えた。
北島は「信じられない。4人でとれたことが奇跡的。考えられない。最高のチームでした。長く長くかかりましたが、ようやく悲願のメダルにたどり着いた。(田中の競技は)見てられなかった。息できなかった」と話した。
もともとは、地域予選で上位だった中国チームの馬にドーピング検査陽性が判明して当該人馬が失格となり、中国が団体4位に後退し、そのため日本は繰り上げで団体枠を手にし、「銅メダル」を獲得することができました!
いろんな偶然の中、銅メダルまでたどり着いたのですね!
初老ジャパンの命名
初老ジャパンの命名は「オリンピックに向け、~~ジャパンとつける風習から、何となくメンバーから「初老ジャパン」」となったそうです。
その他には、「昭和ジャパン」、馬にちなんで「ペガサスジャパン」というもの案として出たそうです。
しかし、長年チームを組んで来たため、「初老ジャパン」としたそうです。
また、今回で「出場最後ではないか?」と「初老ジャパンは考えている」そうです。
理由は「日本の次世代のために席を明け渡す」ためです。
「初老ジャパンの僕たちが何年もずっとチームを組んでいる状況は、日本の総合馬術のこれからを考えればいいこととは言えない」。「僕らがイギリスを拠点にしているうちに若い選手が来てくれたら、今、僕らがもっているものをすべて引き継げる。時間を無駄にせずにステップアップできるはず」。そんな言葉が彼らの口からこぼれる。
引用:sportsnavi
今回、無事銅メダルを獲得し、さらには5回の五輪出場をした大岩義明さんの姿は、日本の次世代に受け継がれたのではないでしょうか。
SNSの反響:「おめでとう」、「かっこよすぎ」
素晴らしいの一言ですよね!
大岩義明について
48歳の大岩義明さんについて、基本的な情報をまとめました。
プロフィール
大岩義明選手の簡単の簡単なプロフィールをまとめました。
- 氏名:大岩義明(おおいわ よしあき)
- 生年月日:1976年7月19日
- 年齢:48歳(2024年7月29日現在)
- 出身:愛知県名古屋市
- 身長:170cm
- 体重:70kg
- 家族:武田麗子、長男
- 所属:(株)nittoh
- 中学・高校:名古屋学院中学校・高等学校
- 大学:明治大学商学部
- 五輪経験:北京、ロンドン、リオ、東京、パリ(5大会)
奥様は、2017年に同じく馬術五輪代表選手の武田麗子さんと結婚しました。
武田麗子さんの父は、「武田薬品工業元代表取締役会長CEO」の武田國男さんです。華麗なる一族ですね!
奥様も馬術出身ということで、ドイツに拠点をおく大岩義明さんへも理解があるのではないでしょうか。
馬術を始めたきっかけ
馬術を始めたのは「10歳」!
大岩義明さんのご家族が、馬に関わる仕事をしていたことがきっかけで、自然と馬術の世界に足を踏み入れたそうです。
初めて馬に乗った瞬間から、その魅力に引き込まれ、すぐに夢中になったそうです。
大学では馬術部の主将を務め、リーダーシップを発揮されたそうです。
大学卒業後、1度馬術から離れましたが、2000年のシドニー五輪を見て、再び再燃し、競技に復帰。
五輪は2008年に北京オリンピックから今回のパリオリンピックまで5大会連続の出場を果たし、メダル獲得をしました。
夢は何歳になっても諦めず、好きなことを追い求めた結果が、この銅メダルに繋がっているのですね!
成績
主な成績はこちらです。
- 2018年アジア競技大会金メダル(個人・団体)
- 2020年ポーランド総合馬術国際競技会優勝
日本人として初めて、アジア競技大会で、個人・団体で金メダルを獲得し、彼の名声をさらに高めました。
まとめ
今回、「初老ジャパン」と呼ばれた馬術で銅メダルを獲得した大岩義明さんについて、プロフィールをまとめました。
大岩義明さんは48歳で五輪は5回目の出場で、銅メダルを獲得されました。
今後、どのように馬術とか変わっていくのか、気になりますね!銅メダル、個人7位入賞、おめでとうございます。
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