フレディ・クリッテンデンが予選最下位？なぜ？意図的か？狙いは何？

パリ五輪の陸上の110mハードル競技の予選に出場した米国代表の「フレディ・クリッテンデン」がゆっくり走り、予選最下位でゴールした件が話題となっています。

なぜ「ゆっくり走ったのか？」、それは「不調」なのか、「何か意図があるのか」、話題となっています。

本記事では「フレディ・クリッテンデン」選手の「ゆっくり走行」の理由について内容をお届けいたします。

• フレディ・クリッテンデンが予選最下位
• なぜか予選18秒台？なぜ？
• 敗者復活戦・準決勝・決勝の日程は？
• 狙いは？

それでは本記事をお楽しみください。

フレディ・クリッテンデンが予選最下位？

8月4日、パリ五輪の陸上男子110m予選2組に出場した、アメリカ代表で、昨年の世界選手権4位のフレディ・クリッテンデン選手。

今回、ゆっくりと走り、18秒27で組最下位の8位でフィニッシュしました。

なぜこれだけの選手が「ゆっくり」と走ったのか、なぜに包まれています。

フレディ・クリッテンデンとは

クリッテンデン選手のプロフィールをまとめました。

• 名前：フレディー・クリッテンデン３世
• 生年月日：1994年8月3日
• 年齢：30歳（2024年8月4日現在）
• 身長：187cm
• 体重：76kg
• 国：米国
• 出身：ミズーリ州セントルイス
• 高校：ミシガン州シェルビータウンシップのユティカ高校
• 大学：シラキュース大学
• 兄弟：7人兄弟
• 妻：トール・ホーリー・クリッテンデン
• 競技：110mハードル

クリッテンデン選手は大学時代、スポンサーに頼らず、バイトをしながらトレーニングを行い、渡航などをしてきた苦労人のようです。

クリッテンデン選手の主な経歴は、2019年にパンアメリカン競技大会で銀メダルを獲得し、2022年のNACA選手権で金メダルを獲得。

2024年のパリ選考会で2位となり、自身初のオリンピック出場を果たしています。

そんなクリッテンデン選手が、初めての五輪の予選会で、どうして最下位となってしまったのでしょうか？

フレディ・クリッテンデンが予選最下位？

SNSでは、米国2位で通過した注目選手である「クリッテンデン選手」の五輪予選2位という結果に、様々な驚きと疑問の声が見られました。

「一体どうした？」という声

クリッテンデン 🇺🇸 、一体どうした？

— 波怒羅衛悶之丈零九壱四® (@hadoraemon0914) August 4, 2024

タイムに対しても「18秒台？」という驚きの声

クリッテンデン18秒台？？？
ん？？？？#110mH#Paris2024

— Yusuke (@micchy1001) August 4, 2024

「敗者復活戦に行けるのか？」という心配の声

え、クリッテンデン18秒とかでも敗者復活いけるの？

— 陸上ファン_since2003 (@LiuAllenTrammel) August 4, 2024

陸上短距離では、常勝国である米国の選手が「予選通過が危ぶまれる」という自体に、疑問や驚きの声がたくさん見られました。

ではなぜ、このような走りを見せたのでしょうか？

理由を考えてみました。

なぜか？意図的か？

今回、フレディ・クリッテンデン選手が予選最下位で走った理由には、苦労して出場した選手であるため、何か狙いがあってのことと感じます。

どんな理由や狙いが存在したのでしょうか。

なぜか予選18秒台？意図的か？

結論からいうと、「敗者復活戦の方を選ぶため、意図的に18秒台の走りをした」ためです。

クリッテンデン選手は、全米五輪選考会では「12秒86秒」で自己記録を更新し、全米2位でパリ五輪に出場しています。

その結果がこちらです。

#全米五輪選考会
男子110mH（＋2.0）
G.ホロウェイが12秒86！
パフォーマンス歴代4位&今季世界最高！

🥇G.ホロウェイ 12.86
🥈F.クリッテンデン 12.93＝自己新
🥉D.ロバーツ 12.96＝自己新
4位 C.ティンチ 13.03
5位 J.スコット 13.09＝自己新pic.twitter.com/hmux2xdB9j

12秒台3人がパリへ

— 月陸Online／月刊陸上競技 (@Getsuriku) June 29, 2024

そのため、12秒台で走ることができる選手が「18秒台」で走るというのは、「意図的」な走りというのは間違いありません。

では、なぜ「意図的な走り」をした原因ですが、「敗者復活戦の日程の方が、準決勝・決勝に近いため、ブランクを開けないように」対応したのではないかと噂されています。

110m予選2組
クリッテンデン(全米選手権2位、PB12.93)5歩ハードルドリルやって帰ったぞ！？18.27！？笑
高平さん曰く敗者復活の方が準決、決勝に近いため敗者復活にわざと回ったのではないか他のこと。
なるほど！？なにかアクシデントあったら怖いけどね笑
面白い敗者復活の使い方を見た

— みるみる (@AoNN4wI8k9XkBzd) August 4, 2024

SNSでも不自然な走りに疑問に感じる方が多かったようです。

予選-決勝が2日開くからクリッテンデンはわざとか知らないけど
最下位でゴールしてたし
各々ピーキングに個性出たのも確かだな

— 茶々丸 (@TKM_project1099) August 4, 2024

この走りの意図を汲み取った高平さんの解説がわかりやすいという意見もありました。

なるほど。
高平さん流石に分かりやすい
クリッテンデンはワザと敗者復活戦に臨んだんか

#Paris2024

— 思った事言ってるだけで知識無い人 (@T4DKdyG7EW1RDNQ) August 4, 2024

「不調」のために18秒だったというよりは、「意図的」な走りという見方の方が正しそうですね！

男子110mH予選2組目は録画・・・
クリッテンデンは確かに不調というよりちゃんと跳んでない感じだったな。18秒台で一応ゴールもしてたしね。

— KGJJ (@kgjj8128) August 4, 2024

敗者復活戦・準決勝・決勝の日程は？

敗者復活戦は、8月6日の17:50に行われる予定です。

すでにGoogleの方には、クリッテンデン選手が「敗者復活戦に望む」ことが更新されて反映されていました。

準決勝は「8月8日の2:05-」、決勝は「8月9日の4:45-」です。

クリッテンデン選手が取った対応を整理します。

• （通常）予選通過の場合：準決勝までの期間は「4日間」
• 敗者復活戦に回った場合：準決勝までの期間は「約1.5日間」

今回、クリッテンデン選手が取った対応により、準決勝までの期間が1.5日程度の間隔しか空かないことが判明しました。

これは、アスリートの極限状態の精神状態や試合感を維持する上では大きな手であると感じられます。

試合の間隔が長すぎると緊張の糸は切れてしまいますし、トラックにも慣れる上では敗者復活戦で再度走れるのは、外の選手よりも1回分レースを経験でき、メリットが多いと感じます。

クリッテンデン選手はそこまで計算して、あえて18秒台で走り、敗者復活戦に回ったのですね！

是非メダル獲得に向けて、頑張ってほしいですね！

まとめ

今回はクリッテンデン選手が予選をゆっくり走り、敗者復活戦に回った件について、その理由を調査し、考察しました。

その結果、クリッテンデン選手は意図的に敗者復活戦に周り、準決勝までの間隔を短くし、コンディションの調整を狙った模様です。

クリッテンデン選手の走りに注目ですね。